ST関連 Securrency 要約
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セキュリティトークンの発行と運用をサポートするソフトウェアベンダー。有価証券のレガシーなシステムに、 ブロックチェーンを組み入れるためのソフトウェアを提供する。
有価証券のレガシーなシステムに、ブロックチェーンを組み入れるためのソフトウェアを提供する会社。
概要
セキュリティトークン発行の補助システムを提供するコンサルティング会社。
有価証券のレガシーなシステムに、ブロックチェーンを組み入れるためのソフトウェアを提供する。
提供サービス
DIBS(Decentralized Investment Banking Services, 分散化された投資銀行サービス)と
呼称された概念の傘の元に以下のサービスを提供している。
Securrency | ソフトウェア
Securrencyは、会社名であり、ソフトウェアである。
法令に遵守したトークン発行やトークンの管理ができるソフトウェアとのこと。
下記の4種の形態でサービスが提供される模様。
- SaaS型 | securrency.com上で、一般的に投資家に提供するサービス
- SaaS型 | (B向け) 会社がSecurrency上でブランドを掲げて提供するサービス
- PaaS型 | (B向け) Securrencyブランドを配して、自社のブランド(サイト)としてSecurrencyのシステムを提供する。
- PaaS型 | (B向け) 完全に独自ドメイン+独自ホスティングで自社内にSecurrencyを組み込む
RegTex | コンプライアンスサービス
セキュリティトークンを有価証券たらしめるための各種サポートサービスを、プラットフォームとして提供。
- KYC/AML&投資家の認定資格検証
- セキュリティトークン募集資格の管理
- 有価証券報告書の発行
- 納税申告書の提供
Securrencyプラットフォームに組み込まれており、そのプラットフォームからこれらをオプション的に購入し利用可能な模様。
Smart ContraX | テクニカル/ビジネスサポート
セキュリティトークンの作成・コンサルティングサービス。
InfinXchange | 既存金融サービスとの統合
https://exchange.securrency.com/
既存の金融サービスとブロックチェーンの統合を包括的にサポートするサービス。
従来の金融サービスを、モバイル決済やネットワーク的な取引に接続することで、金融の民主化を狙うとのこと。
独自プロトコル | CAT-20 (Compliance Awere Token) / CAT-721
Securrencyが独自開発するプロトコル。下記のような機能を提供している。
おそらく送金と保有に関する制限を設けることを念頭に置いていると思われる。
- 37の管轄区域でのKYC
- WalletとKYCの対応づけ
- 自動資金調達の検証
SecurrencyはCAT-20に準拠したトークンの発行をサポートする。
セキュリティトークンにどう関わるか
発行に関するプラットフォームを提供するだけでなく、銀行や金融機関などをターゲットにソフトウェアを提供するというのは他のセキュリティトークンの「発行」には見かけないユニークな特徴。
表に見えるプラットフォームの派手さはないものの、堅実な印象。