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暗号通貨(暗号資産・仮想通貨)iXLedgerとは
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iXLedgerは保険分野におけるマーケットプレイスを構築するプロジェクトである。業界全体の課題である紙の無駄やコミュニケーションの不便さの改善を目指す。

IXTはiXLedgerマーケットプレイスやその他の保険プロジェクトで使用されるトークンです。 また将来的には保険会社のシステムとも接続し、保険会社が独自にデータを保管する必要がなくなることで処理の透明性やコスト削減を可能にします。

保険業界の課題

保険業界は全体で3.92兆ドル(2015年)もの規模でグローバルの経済生産高の5.7%に相当します。これだけ大きな市場ですが、その性質から保守的であり、これまで変革を先延ばしにしてきました。しかし今までのやり方では現状維持が困難になってきており、フィンテックやAI、ブロックチェーンなどの新技術の登場によって技術革新を余儀無くされつつあります。そのような業界の大きな課題は以下のとおりです。

  • ミレニアル世代(18-34歳)の保険専門家の台頭により、シンプルで管理しやすい効率的なシステムが求められている
  • 紙ベースでの手続きで現在の成長を維持することは困難
  • 契約内容を各社がそれぞれ管理保管しており多大なコストが掛かっている
  • 多くの場合、時代遅れのITシステムを依然として利用しており、他社とシステム連携を行う事が容易ではない


iXLedgerによる解決策

iXLedgerは閉鎖的な再保険市場及びBtoC向けの保険など様々な市場を対象にしており、上記の課題をそれぞれ以下のように解決する事ができます。

  • 面倒なやりとりをオンライン化し、プロフェッショナルネットワークをプラットフォーム上に構築可能。独自のマッチングエンジンで保険や専門家の検索を実行できる。
  • 契約・支払・請求の自動化(契約確認履行は機械)を行い、従来よりもスピーディに契約を実行できる
  • 保険のリスクステータスをパブリックブロックチェーン上に一元的に管理する事で各社のコストを削減し、透明性を確保。
  • iXLedgerプラットフォームで保険の取引はもちろんのこと、APIを公開する事で、それ以外のプラットフォーム(selfinsurancemarket.comやfidentiaXなど)や自社システムを統合する事が可能。

iXLedgerの懸念ポイント

プロジェクトは進行中ですが成功するかどうかはまだまだこれからです。保険業界という性質上、長期になる事が予想されますが、一度大手が参入してくれば一気に花開く業界でしょう。

ホルダーから見た場合のiXLedgerの懸念ポイントは以下が挙げられます。

  • マーケティング力
  • 既得権益との折り合いがつけられるのか
  • 保険業界ブロックチェーン連合「B3i」の動き
  • 実需がどのタイミングで実現するのか


マーケティング力

マーケティング力は懸念ポイントです。ICOプロジェクトの性質上、マーケティングは大きく以下の二つに分かれます。

  • 保険業界向けマーケティング
  • 暗号通貨界隈へのマーケティング
  • 保険業界向けのマーケティングに関してはイベントやプレスリリース、SelfInsuranceMarket.comなどを通して効果的なマーケティングができていると思いますが、暗号通貨業界向けへのマーケティングは不安が残ります。

    プロジェクトの性質上、あまり煽るような広告は打ちにくいと思いますが、大手取引所への上場やインフルエンサーマーケティングには力をいれて欲しいと思います。

    既得権益との折り合いがつけられるのか

    保険業界は既得権益が牛耳っている業界であり、新興企業は脅威になると業界から干される傾向にあります。

    iXLedgerは自身のブログでも既得権益と共存を目指していると述べていますが、Gen Reなど大手再保険会社の力を最大限に生かしてうまく溶け込んでいければビジネスチャンスは無限に広がると思います。

    保険業界ブロックチェーン連合「B3i」の動き

    B3iは業界最大手の再保険会社であるMunich Reや大手ブローカーのAlianzなどがスイスのチューリッヒに立ち上げたコンソーシアムでしたが、その後、法人化し、分散台帳技術を使った再保険のプラットフォームを立ち上げようとしています。

    CEOのインゲマーは保険業界は大きすぎるためiXLedgerにも十分チャンスがあり、今は敵味方ではなく一緒に業界を新しいテクノロジーで盛り上げていく時期だと述べています。

    保険会社としても一つのシステムにコミットしてシステムが不具合で動かなくなることはリスクとなるため、複数のシステムを併用すると想定されますが、今後どのように進んでいくのかは注視する必要があります。

    実需がどのタイミングで実現するのか

    一番重要な懸念事項はこの実需の生み出されるタイミングです。

    現状いちおうは稼働しているiXledgerプラットフォームですが、アセスメントを実施する程度の機能しかなく、実質的にはまだまだこれからの状態です。

    IXTも証券かどうかという当局(特にアメリカのSEC)の判断が下されるまでは表立って使われることはないでしょう。それまではSelfInsuranceMarket.comなどでプロフェッショネットワークの構築の際のリワードとしては使われるかもしれませんが、我々が求めている保険の取引において保険会社などがIXTの購入を行うまではまだ時間がかかりそうです。

    iXLedgerの評価ポイント

    逆にiXLedgerの評価ポイントもいくつか挙げられます。

    • 業界の相性の良さ
    • 提携への先回り力
    • 組織・人事力
    • 実行力

    業界の相性の良さ

    以下の記事にも挙げられていますが保険とブロックチェーンは相性が良いと言われています。

    中国北京大の専門家「スマートコントラクトはブロックチェーンの保険分野において非常に重要」

    ブロックチェーンはトランザクションの透明性を担保でき、改ざんが困難など保険契約の仕組みにおいて様々な恩恵を受けることができます。さらにはスマートコントラクトをうまく利用することで保険契約の自動化や新たな商品の開発の可能性を秘めています。

    提携への先回り力

    iXledger(現iX Technology Group)社はICO終了から戦略的に様々な企業と提携してきました。筆頭となるのは大手再保険会社のGen Re(アメリカ)ですが、そのほかにもUnison Steadfast(ドイツ)、FidentiaX(シンガポール)、insChain(中国)、selfInsuranceMarket.com(アメリカ)などグローバルに提携先を増やしています。

    組織・人事力

    iXledgerはこれまで様々なメンバーを採用し組織力を補強しています。現状でもスタートアップとしては十分な体制を整えていると言えるでしょう。また先日、元Canopius幹部のSally CorynがExecutive Chairmanとして参画しました。業界にコネのあるSallyがどのような戦略でiXledgerを反映させるのか楽しみです。


    実行力

    iXledgerはこれまでほぼホワイトペーパー通りに進んできました。遅れた部分もありますが、その分別の大きなパートナーシップの締結をするなど実行力は申し分ありません。


    これにて本文は終わりです

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